本日19時前から、テレビ東京系で放送されました『本当にあったマル秘ミステリー』にて、エアカナダ143便エンジン停止事故についての解説のため、主席教官の久保が出演しました!
エアカナダ143便事故
エアカナダ143便 エンジン停止事故(通称ギムリーグライダー)は航空機事故のなかでは比較的有名な事故で、1983年7月23日に発生。
事故機はB767-200型機。
767は当時まだ新造機で、まだ150時間しか飛んでいないほどの機体だった。
事故原因は?
事故原因は、新しく導入されたばかりのメートル法の計算に慣れていなかった給油係が、半分の量しか給油しなかったため、上空で燃料切れを起こしたこと。
乗客61名 乗員8名は全員無事に生還(脱出時に数名がケガ)
エンジン停止の滑空状態での緊急着陸の際、通常はグライダーの軽量機体にしか使わない操縦法を用いたことで、有名な事故になりました。
想定外のトラブルに対処
ボブ ピアソン機長は当時48歳。
フライトタイムは15000時間のベテランで、グライダー歴もあったことから、想定外のトラブルにも見事対応出来ました。
生まれ育つ環境にて鍛える
機長は、どんな想定外のトラブルが起きても、持っている感覚、使える知識、技術をフル活用して、仲間とともに立ち向かわなければなりません。
技術はある程度は訓練に入ってからでも鍛えていけますが、感覚や使える知識(情報ではダメ)やチームワーク(人格)は、生まれ育つ環境にて鍛えられる力のため、身体化には時間がかかりますし、厳しい試験では見抜かれてしまうのです。
正しい努力をコツコツと
パイロットになりたいアナタ!
日々、正しい努力を、一歩ずつ進めて行きましょう!
努力の積み重ねが、最後に実績となるのです!
将来、アナタが大勢の命を守ることになるのは、もしかしたら今日の努力から得た実力かも知れません!
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