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想起練習(検索練習)を極めて学習効率を上げていこう 前編 (えだブロ3)

想起練習(検索練習)を極めて学習効率を上げていこう 前編 (えだブロ3)

皆さんこんにちは。
PJ SFA学科主任の江田です。

今回は王道の勉強法、「想起練習(検索練習)」について深く掘り下げていこうと思います。

想起法と小難しく言ってるだけで、要はテストやクイズをしよう!ということです。込み入った話は後回しにするとして、想起練習の効果はかなり高く、再読という教科書などを読み直す勉強や、コンセプトマッピングとよばれるマインドマップの作成をするよりも、何だかんだ効果が高い方法です。

想起練習は、テストなどを重ねていけば良いのですが、ポイントは「ちょっと忘れたかなー」くらいのタイミングでテストをしてみることです。テストを作ったり受けたりするのはめんどくさくてちょっと・・・と言う方もいると思うので、今回はいくつか簡単な方法もご紹介します。

勉強をしたら振り返りノートを作る

例えば「もっと!」というドーパミンや脳についての本の一部を読んだあとだったら、

 ドーパミン→報酬予測誤差 予想外のものに喜びを感じる(部分強化 スロットマシーン)

 イマココ系ホルモン(オキシトシン、ノルアドレナリンなど)

 一度手に入れると冷める原因→手に入れる前:ドーパミン増 手に入れたあと:ドーパミン減(例:最新型のiPadを買っても2週間で新鮮味なくなったなぁ・・・となるような気持ち)

 報酬系=側坐核NAcc、腹側被蓋野VTAが中心 報酬制御系=前頭前野中心

などですね。
もちろん思い出す作業=想起、検索が大切ですので何も見ないで書きます。不安な場合後でテキストを見て修正してもよろしいかと思います。よくいうブレインダンプのように思い出せる限りの内容を全部書き出さなくとも、重要なことは?と考えて書き出しても効果があるものと思われます。

その日に勉強したものではなく、前回学んだことを振り返っても良いと思います。その方が難易度が上がりますしね。ただし、あまりに難しいと感じるときはもう少し易しいものにしても良いと思います。

綺麗に書くことが目的ではなく、思い出す作業自体が大切です。
綺麗に書けなくとも大丈夫ですので、書式なども気にせず自由に書けばよろしいのではないでしょうか。もし余裕があるのなら、概念図にしてみたり、図やイラストなんかを描くのも当然良いですね。
例に出した本だけでなく、教科書や参考書を用いた勉強でも十分に応用できる方法なので、是非試してみてください。

ライトナー式の単語暗記

ライトナー式は人間の忘れるタイミングを考慮して、どんどん期間を伸ばしながらテストを何度も繰り返す方法です。具体的なやり方について簡易バージョンでご紹介します。

▼手順1 箱を3つと暗記カードを用意する。

箱を5つ用意しても良いのですが、今回は簡単に3つで。箱はそれぞれA:毎日テスト用、B:火曜と金曜にテスト用(曜日は適当で良い)、C:1週間おきにテスト用、とします。また、覚えたいものを表面に、裏面には正解を書いた暗記カードを用意します。

▼手順2 暗記カードをAの箱に全て入れる。
▼手順3 スケジュールに従ってテストをする

Aに入ってるカードなら毎日テストします。正解できていたら次のBの箱に移動させます。Bのカードも正解できたらCに移し、最後まで正解できたらそのカードは合格です。

実際にやってみるとB以降の管理が難しくなるので、B、Cの箱に入れる際はテストした日をカードに記入しておくと良いです。物理的なカードなどを使うのは、画面を見つめるだけよりも脳に良さそう・・・な気はしますが、どうしても作るのは時間もかかりますし、億劫になってしまう方も多いので、手間を省きたい方は次で紹介するようなアプリを利用すると良いでしょう。

アプリを利用した学習

暗記アプリはさまざまありますが、私が使っているのは「reminDO」というアプリ。
単語カードなどをアプリ上に作り、定期的にクイズを出してくれる機能があります。自分で答えを書かなくても、「wikipedia」「意味を調べる」「画像検索」がその場で出来るため、面倒がありません。特に画像検索はおすすめで、例えば英単語をイメージでとらえる練習になるので重宝しています。また、メンタリストDaiGoさんが作成した「分散学習帳」もあり、好きな方はこちらでも問題ないでしょう。
学習塾が提供しているアプリもあると思いますので、自分の好みで自由に選んでいただければと思います。

検索練習をするときに注意してほしいことがありまして、それは「気楽にやること」「フィードバック=答え合わせは必ずやる」ことです。
あまり真剣にやりすぎて「間違えたらどうしよう・・・」という感情になってしまうのはもったいないので、ちょっと楽しみを感じられる程度の感覚でやってもらえたら良いですね。また、「分かんないからめんどくさいや」ときちんと答え合わせ(ときには解説も)をしないで済ませるのもNGです。単語カードくらいなら答え合わせはすぐできますが、まとめのテストなどをしたときに答え合わせなどがないと全く成長につながりません。

心理学者がよく指摘するのは「生徒は簡単な勉強法を選択しがち」という点と「簡単と感じているときより、多少困難を感じている時の方が学習につながる」という点です。教科書やノートを読むだけ、とか、先生の講義を聴くだけ、というのは簡単だけどあまり学習になっていない可能性が高いということなんですね。自分で勉強するときには心の余裕を持ちながらも、「少しは困難を感じているか?」という点を意識して勉強してみると良いかもしれません。

想起練習については「覚えるだけでは意味ないのでは?」のような疑問を持たれる方もいるかもしれませんので、次回は研究を引用しながらなるべく詳しい所まで説明できれば良いなと考えております。

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