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PILOT専門進学塾ごあんない

レーシック手術はエアラインで認められてるって本当??

レーシック手術はエアラインで認められてるって本当??

パイロット志望者の皆さまこんにちは!

理事長・パイロット養成コンサルの冨村です。

パイロットを目指す方が多く抱いている悩み、それは視力です。

視力を回復させるために今最も人気な手段がレーシック手術。
発表当初は副作用や失敗のリスクなどが心配されていましたが、現在では医療技術も向上し、そういったリスクが軽減され、費用も安くなったことも相まって急速に社会に広がっています。

今回は最近、ご入塾相談をする中で多くご質問を受けるレーシック手術についてお話しようと思います。

レーシック手術は航空業界で認められている! でも・・・

確かに航空大学校では数年前から、レーシック既往歴があっても受検できるようになっていますが、レーシック既往歴が理由で不合格となったと思われる事例があるのと、大手航空会社では未だレーシック既往歴のあるパイロットの採用を行っていないのが現状です。(SFA PJ 身体検査教官 福本正勝先生より)

したがって、ジオプトリー(屈折率)がギリギリであるなど、余程のことがない限りは、レーシックを受けることが却ってパイロットになれる可能性を下げる危険があるため、眼科や航空身体検査指定医ではなく、パイロット養成の現場を知り尽くした福本先生のような専門家にまず相談されることをお勧めします。
PJ SFAでも福本先生のセミナーを定期的に実施しております。

視力の低い方にとって、レーシックはまるで救いの手のように感じるでしょうが、実際問題、術後のトラブルの多い術式である上に、何十年先まで本当に視力が維持されるのか、副作用が全くないのか、誰にも分からないものなのです。
ですから、大手航空会社は慎重姿勢を崩していないというのが現実です。

パイロットに関する複数のブログで、「レーシック解禁」とも取れるような記述がなされていますが、なぜレーシック既往歴を認めるに至ったのかという理由を知れば、簡単に手術を受けたりはしないでしょう。

現役のパイロットや航空身体検査担当の人物もレーシック手術について間違った認識をしている人が多いことは覚えておかなければなりません。
パイロットや航空身体検査担当の方は、航空身体検査の専門家(航空身体検査医)やエアライン採用担当者ではないのです。

例えば最近ですが、航空身体検査を受験したらレーシック手術を勧められたケースがありました。
これはパイロットになる可能性を却って激減させる可能性があります。
理由はPILOT専門進学塾・シアトルフライトアカデミー教官の、福本正勝先生(航空医学研究センターの元検査証明部長)のお話を聞いていただければよく理解できます。

正しい情報だと世の中では信じられていることも、立場を変えることで間違っていることがたくさんあるし、情報が古いこともあります。

パイロット志望者たる者、どんな情報も慎重に見極めるべし!

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