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PILOT専門進学塾ごあんない

私大パイロット養成コース入試の難易度は偏差値で測れない

私大パイロット養成コース入試の難易度は偏差値で測れない

皆さんこんにちは!

理事長・パイロット養成コンサルの冨村です!

数年前までは、「パイロットになる」といったら、私大パイロット養成コース(私大操縦)への進学が一番リスクが低くエアラインパイロットになれるため、私たちも生徒たちにオススメしてきたのですが・・・

どうやら、これからはそうとも言えない事態になってきました。

今回は、皆さんが考えているよりも私大パイロット養成コースへの進学が難しくなってきていることについて、お話ししようと思います。

難易度が上がり続ける私大

私大航空操縦は、志望者数が多く、倍率が高くなってきている状況です。

大手予備校の出している偏差値は、現状に全く合っていないほど、簡単には入学できなくなっています。

この背景には、私大パイロット養成コース出身のエアラインパイロットが年々増加し、航空業界、パイロット志望者の間で私大の良い評判が拡がっていったことがあると考えられます。

試験問題の難易度こそ難関大学の入試問題に比べれば低いですが、あまりにも定員に対して受験者数が多いため、ほぼ満点を取らないと合格できない状況になっております。

一点落とす事が命取りな、ある意味、難関大学の入試試験と同じかそれ以上に厳しい試験となってしまいました。

生徒たちを積極的に私大パイロット養成コースへの進学を何年も行ってきた私たちにも、こうなってしまった責任の一端はあると自覚しております・・・。

しかし、それだけ私大のカリキュラム内容が優秀で、エアラインから認められているという事ですので、本気でパイロットを目指したい方には、やはり私大パイロット養成コースは選択肢の一つに入れていただいて、頑張ってもらいたいと思います。

現在考えられる策

また、私大進学には、とてつもないお金がかかるため、家庭によってはコロナでお金の工面が難しくなることも起きていると推察します。

コロナ禍の今だからこそ、私大操縦にいますぐ入学するのではなく、一般的な大学(学費の安い国公立など)に一度進学をして、その間に資金工面をするのも一案と思います。

高校卒業後ストレートに私大操縦に入っても、その後ストレートに副操縦士になるのは、ほんの一部の優秀者だけです。

その優秀者とは、300人に1人ほど出てくるほどの逸材で、私大操縦でなくても、自社養成採用されるくらいの人物だと思っていいでしょう。

そうでもないならば、私大操縦に入る前に、社会人経験や留学経験などを積み、深い知性と度胸をつけることも大切なのではないでしょうか。

今までは年齢が高くなってからエアラインに入社することは昇進が遅れたり、生涯年収の観点から損をしてしまう可能性があると、負の側面が多く語られてきましたが、平均寿命が延びていたり、定年の引き上げなどにより、今後は変わってくる流れになってきていると考えております。

どうして、平均寿命が延びると年齢が高くなってからの入社のリスクが減るのか、詳しく知りたい方は是非、PJ SFAの体験授業を受講してみてください。
コロナ禍以降の最新採用情報と併せて、お話いたします。

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